文化サークル久留米
一般講座
文学・歴史
藤原道長と紫式部
「この世をば我が世とぞ思う」と歌い上げて、晩年の己の栄華を誇った「藤原道長」。
一方では源氏の頭領の娘で正妻の倫子には頭が上がらなかった?
また、娘の彰子の女房であり、道長の愛人?でもあった紫式部との関わりはどうだったのか。
彼女の書いた『源氏物語』と現実政治のギャップをどう乗り越えようとしたか。
大河ドラマを横目で見ながら読み進めていくのも興味のあるところです。
2005年4月~
『紫式部日記』より
1.身の憂さ(自らを省みる)
2.「女ばかり、あわれなるものはなし」・・『源氏物語』
3.敦成(後一条天皇)の誕生
道長の周りの人々
1.道綱母子・・『小右記』『蜻蛉日記』より
2.三条天皇と妍子
3.四納言
藤原公成・・・(清少納言)「夜をこめて~」
藤原公任・・・『大鏡』「滝の音は~」
藤原斎信・・・『枕草子』
講師
- 吉田 隆治
九州大谷短期大学名誉教授
定員
- 30名(5名以上で開講)